宮古島市平良大浦(デイサービスかぜの詩)で出張講習

出張講習

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訪問介護、通所介護、有料老人ホーム等を運営されている「合同会社訪問介護事業所園」と「GTJ合同会社あい支援センター」との合同による福祉有償運送運転者講習会開催いたしました(2019年9月15日)。

デイサービスかぜの詩

講習会場は、市街地(宮古島市役所付近)から県道83号線を北上し、平良大浦にある「デイサービスかぜの詩」で行いました。そのお隣には「有料老人ホーム笑園」があり、合同会社訪問介護事業所園が運営されています。

有料老人ホーム笑園

受講者は訪問介護事業所園からヘルパーさん6名、あい支援センターから6名の計12名。今回は全員女性の方で家庭と仕事の両立させるために頑張っておりました。(講習の)お昼休憩時間に子供たちへ昼食の支度で自宅に戻りに行ったり、運転実技を早めに終え、待ち時間の合間にお子さんの迎えに行かれたりされてました。

介護・福祉の現場では女性が多く活躍されています。しかし介護・福祉の現場では力仕事も多々あります。利用者をベットから車椅子に移乗する時とか、排泄介助でお世話するときに立位を保つために抱き上げたり等重労働が伴います。男性と比べて、非力な女性には負担が大きい。

そこで今回、利用者を車椅子に乗せて移動中に段差がある場所や、障害物があるときに前輪(キャスター)を上げる際の注意点をお伝えしました。

画像Aの状態は、車椅子に慣れていない方、介助者をまだ信頼していない、緊張ぎみ等があり前傾姿勢でアームサポート(ひじ掛け)を強く握りしめている。このような状態で前輪(キャスター)を浮かせようとすると、介助者は、かなりの力を要します。

一方、画像Bは深く腰掛け、背中をバックサポート(背もたれ)に密着させています。尚かつ、視線を上げています(屋外だと空を見上げる、室内では天井を見上げる感じ)。そうのような姿勢で利用者がいると、介助者は前輪(キャスター)を容易く浮かせることが出来ます。

運転実技では、スロープ車1台とリフト車1台で行いました。リフト車はリモコン操作しやすく、車椅子を意外と簡単に固定することができます。一方、スロープ車はリモコンの電源が10秒で切れたり、車椅子を固定してもバックドアが閉まらない(車椅子の位置が後方に寄り過ぎてハンドルが当たる為)。そのため運転実技に時間がかかり、最終組はもう1台スロープ車を追加して行い、予定時間で出張講習を終えることができました。受講者の皆さまお疲れさまでした。

「有限会社まほろば」は、福祉有償運送 (【第78条】訪問介護員による福祉有償、【第79条】市町村福祉有償、公共交通空白地有償運送、福祉有償運送) の運転者として活動したい方に国土交通大臣認定【国自旅第94号】の講習会を開催しております。年に5,6回(2、3ヶ月毎に1回)定例講習会を行っておりますが、日程がどうしても「シフトに組み込めない」「開催日に合わせることができない」と講習を受けられない方がいらっしゃいます。

4名以上の受講される方がおられましたら(複数の事業所でも可)全国どこでも出張講習を行っております。お気軽にお問合せください。詳しくはこちらのページをご覧ください。福祉有償運送運転者講習

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